2010-03-01 [書籍] 2010/02 の読書リスト
アルファポリス
¥ 641
吉野匠 のレインの文庫版. 傭兵というか騎士というか, と王女の出てくる安心して読めるファンタジー, といったところ.
大判サイズで8巻ぐらいまで出ているものの文庫焼き直し版. 第一巻ということもあって恐らく 今後出てくるキャストを出しつつちゃんと締めるという王道派.
アルファポリス
¥ 641
月初はそれなりに時間があったのとファンタジーを兎に角読みたい, と本屋にかけこんで そのまま買ってかえったのが大当りという本書. 作者は最近頭角を表す例の多いネット投稿組 のようで文章, 構成とも安心して読めて面白い, ちょっとラノベ要素あり, という素晴らしさ.
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 660
魔法?少女! ものというと激しく誤解を招くだろう本編.
正直, ここまで長かった. まだもう少し続くんだろうけど, 最近の話はまともに読めるようになってきたw. 何故かこの作者の作品大体持ってるんだけど, 1,2巻ぐらいの頃は魔法とか背景世界をを描写しようとして かえって読み難さが目立つ, というか読み難い本作も, 最近はそういった描写が簡素化され, ストーリーも進んでとここ数巻ちょっとよいことずくめ.
集英社
¥ 600
素晴らしい. エクセレント! こんな路線があったとは. 萌えと王道とその他もろもろ, ラノベとして安心 して読める上, 高レベルで纏まっている. 文句のつけようがない. ちなみにかなりツボ.
幻冬舎
¥ 819
典型的な資産設計書. 長期投資をやりましょう, といった内容. 本はそれなりに人を説得 できる出来だとは思うが... 長期なんだから資料とか分析とかいろいろ取れるはずなのでもう少し 論理的に色々固めてもいいと思うんだが. まあ題名は煽りが 80% ぐらい. ついでに最後に ついているちょっとしたポートフォリオも年率設定に無茶がありすぎ. 作者が証券会社の人間で ついでに、最近の不況で短期では個人の資金がはいらないので書きました, って側面を知った上で疑って読むといい本w
新潮社
¥ 1,155
数学者の栄光と挫折を赤裸々に、しかも並べるのではなく物語として綴った本書. これを この様な光と影を形づくる物語に纏め挙げるということが何にもまして素晴しい.
数学の業績もさることながら数学者の人間としての側面を愛のある視点で纏めあげた, と いって良いのではないか? こういう書籍を若い内に読ませておけば 100 人に一人ぐらい 数学を試みさせられるのではないかと思うと, 教育という面でも見るべきものがあると思う.
講談社
¥ 590
たまたま電車の中で読む本がなかったので good アフタヌーンに手を出したのが運のツキ, っていうか, 多分この雑誌大当りよ. その中で一番ヒットかも, という路地恋花の単行本
第一巻. 恋愛モノの漫画のなかでこれほど、ああ、いいな、っていうのと良質のエンターテイメント 性をもったのは中々ないんでは. 願わくば変なキャスティングとかでドラマ化されたりしませんように.
講談社
¥ 610
作者買いする人とかいっぱいいそうな吉田基己の good アフタヌーン掲載作品. どうも別の 作品のスピンオフといった位置付けらしいがそちらを読んでいないので良くわからない.
絵は相当いいんだがちょっと安定していない. ストーリーは好みがわかれるんじゃないのか, という本作. 個人的にはあまり気に入れなかったけど出来がいいことは否定できない.
技術評論社
¥ 1,554
Google Wave の特集が載っているというのもあり購入. 他の記事はすっとばしてしまって あまり読んでいないのだが, ファーストインプレッションとして Google Wave とはなんぞや? という問いに技術面から答える, 現在もっともまとまっている内容ではないかと.
正直情報が分散していて、ある種切れ端ばかりなので先にこの記事を読んでから事にあたる のをオススメするぐらい纏まっている.
角川春樹事務所
¥ 882
SF とはおもっておらず, 帰り際に読むものが切れたのでたまには歴史モノでもと手にとった 本巻. タイムトラベルものの SF で歴史描写も良くできている SF の良作.
人名とかの表記等について好みが別れるところはあるかも知れないが, 作者の味と思えばそれもまた 楽しい本作.
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 580
同名の映画?,ビデオ?の小説版. 原作者が別にいるので多分ノベライズとかタイアップとかなのかな. ムシウタの作者だったので色物かなと思いつつ買ってみたがこれが中々.
てか, ここまで書けるならラノベ書きなんてしないで, こっち本業にしてやってけるんじゃないのか この作家,って出来. 登場人物大杉. まあそういう作品なんだから仕方ないとして. 映像だと上手く いくんだろうがそのあたりは小説ではちょっと難しいのかも. もっともだからといって問題がある ような書き方じゃないところが作者の技量がうかがえるところかと.
オライリージャパン
¥ 2,100
Arduino の為の哲学書. 正直技術を期待して買うとかなりがっかりする.
導入には重宝するが, 内容はプログラミングにあたったことのない人間に如何に、いろいろなものを 容易に組み立てられる Arduino を触らせようか, という視点で書いたのだと思う.
後ろにリファレンスがまとまっていることから一冊目として常備しておくに良いと思うが実際に何か をやるには不足と思われ, もう1,2冊もうすこし詳しい本と, あと試行錯誤がいると思う.
筑摩書房
¥ 777
ヤバい、ヤバいと云われるメディアの収益関係とネットがどういう影響を収益にもたらした のか, を纏めた書籍. 正解かどうかは異論もあるだろうけど, m9(^Д^)プギャー をやる よりはこれ読んだほうがきっと為になる. ついでに著者なりのこのメディアに対しての処方箋を 処方している, というか方策を提示している. 理想はわかる, 新聞業界にいた著者であるが故の 愛でもあろう. しかし, それが出来なかったが故に現在の凋落であり, 正直既存のメディアでそのような 処方箋をやれないだろう, と見限っているのがネット側の人間の本音だろう. そこが旧来のメディアとの 本当の隔絶なのかも知れない.
小学館
¥ 420
#20 が出ていたのだが #19 を買っていないことに気付いてあわてて購入. 本編はいうまでもなく十分な出来のファントム編. しかもこの時期に読むと環境省に怒りが沸々 と湧いてくる花粉編.
しかし, この巻の素晴しさは 各話冒頭の 4コマにあるといっても過言ではないと思う. てか 4コマのために買う価値があるだろ, この巻.
う、今月は技術系全然読んでない...
仕事にかまけてラノベばかりだな...
2011-03-01 2011 02月に読んだ本
早川書房
¥ 819
いうまでもない古典的なSF. この人の作品を読むと何故か色々と救われるような気がするのは何故だろう.
闇の左手とは光のことであり,「誤った問に対する解答を知ることのいかに無益であるかを示すためです」という哲学.
おそらく彼女の文化圏で一般的ではないだろうし, 自身の思想に必ずしも全て同意するものではないのだが, こういう流れ出てくる思想が安らぎに近い何かを考えさせられる一冊ではある.
ソフトバンククリエイティブ
¥ 630
なんというか激しく人を選ぶ, というか皆クトゥルが一般知識だと思ってるんじゃないか? そんな訳決してないと思うんだが.
成功した萌え化. というべきか, あるいはこの本がこの感想を書いている時点で #6 まで継続しているという事実を褒めるべきか.
自分には既に前提知識があるので, 内容はきっと良くできているが, これだけで楽しめるかはちょっとわからない.
早川書房
¥ 1,050
SF は science fiction ではなく, speculative fiction だ, という主張を考えさせられる一冊.
エンダーの成長や, トリックは秀逸だし, 非の打ち所がない.
しかし, 最後の節で示される一節は, 作者の信じる調和の形なのだろう. それを受け入れるかどうかも含めて考えさせられるから specurative なのだ, と.
光文社
¥ 882
一昔, 民主党が政権をとったぐらいに騒がれていた思想で正直聞いたときには嫌悪しかなかったのだが勉強しないで 嫌うのはどうよ, というのと, 場合によっては経済効率性があるのかも, と思って新書一冊ぐらいは, と読んでみた.
歴史/社会性, 哲学, 経済性という順番で解説を進めているが, 正直歴史/社会性の項でこの本を受け入れられるかはかなり決まると思う.
論理の飛躍と, 針小棒大と思われる言説で論理の信頼を失い, 一方で経済性については詳細を他書に譲るとしている点で正直評価できない.
早川書房
¥ 756
ゼロ年代の SF という用語があるが, 今日の色々な変化やそこから生まれる思想, 未来予測というものが取り込まれた未来予測という点で, かつ我々が今を往きている上での考えられる思考の実験として, 古典 SF とは一線を画しているのではないか, と感じさせられる作品のことを云うのではないか?
そんな中で恐らく頭一つ抜き出た傑作であることは疑いようのない作品.
正義の的は悪ではなく,別の正義, というが, ジョン・ポールと"ぼく"とどちらに正義を感じるのだろうと考えるのは楽しくもある.
東京創元社
¥ 987
ミーハーなので, "このSFが読みたい" の 1位で平積みだったのを買ってくる.
中世キリスト教の科学と, おそらく現代の知識より進んでいるだろうことを想定した SF の科学が, "翻訳"の妙と理解のバッファでなんとかやりとりをされて話は進む.
ああ, 下巻が楽しみだ.
社会人. プログラマ. SE でも何でも屋という話も. 最近は大学院生も. ネットワーク, OS, 組み込み とか協調分散とか. 物の理と理から組み上げられる系が好き